前から興味を持って学んでみたいと思っていた「哲学」。
そこで図書館へ行き、何か面白そうなタイトルはないかと探したところ見つけたのがこの「AIに勝てるのは哲学だけだ」でした。
今回はこの書籍のざっくりした内容の要約と読んでみてどう自分の生活に活かそうと思ったかを発信していければと思います。
AIに勝てるのは哲学だけだ
著者:小川仁志
出版社:祥伝社(2018/12/26)
発売日:2018/12/26
本書の内容
ざっくり内容を要約すると「AIに支配されることなくAIと共存しながら、AIにはない人間の感情・思考力を発揮出来るようにしていこう!」という内容と私は理解しています。
今は、AIという便利な機械・システムの導入率が上がってきていて、人間がAIに仕事を奪われる可能性がると著者は言います。しかし、AIにはなく人間にある強みとは何かそれは「哲学が出来る」ということ。それは物事を考える事が出来るということです。
そして本書ではAIと人間の違い、そして我々人間がどう哲学してこれからの未来を生きていくべきかの具体的な勉強法12個と思考法10個が書かれています。
読んでみての感想
・AIの特徴を少しだけ理解出来た。たくさん特徴を述べられていたが、特にAIには「感情がない・過去の経験がない」という点が印象に残って、「確かに。逆にそこは人間にある部分だな」という認識が出来た。
・AIの発達に関わらず、物事の本質を探る作業は考える力(哲学する)を磨く為に必要不可欠と感じた。もう一度自分の生活を見直してなんとなく流れ作業でこなしている部分はないかを振り返り、考える力を鍛えたいと思った。
・私の場合はまず仕事面から日々の業務を見つめ直して流れ作業でいいもの・人間の創造・発想力が必要なものを分けて考えることから始めようと思った。
どんな人にオススメか
- 仕事のほとんどがルーティンワークになっている人
- 物事を考えるための勉強法・思考を気軽に学びたい人
上記の人は、考えるキッカケを少し掴めるかもしれないのでオススメです!
私は、哲学という分野をこれからもっと本を通して学んでいきたいと思っています。しかし「哲学書」って聞くとなんか難しそうで読む気になれない人も多いと思います。私も実際、哲学書コーナーを見た時「うわ、難しそう、、」と正直思いました。けど、見てみると漫画形式で学べる本や、2人の登場人物を見立てた対話形式の本など、哲学書といっても様々な本があることが分かりました。
今後も目に付いた本はこのような形式でレビューして、発信していきたいと思います。
今回はここまで!
コメント