【ビジネス本】イヤなことは死んでもやるな レビュー

「イヤなことは死んでもやるな」かなりのパワーワードに惹かれ読んでみた本書。

 最近は「転職」「副業」というワードをよく耳にします。幸いにも私は中学生頃からやりたいと思っていた仕事を出来ていて、職場環境にもそれ程不満がなく休日もしっかり担保されている環境にあります。ですが、決して給料が高いわけでなく、日本の平均年収データよりは低い現状にあります。このままでは仕事内容は良くてもお金の面で少し不安だな、、自分で稼ぐ経験をしていみたいなと最近思うわけです。

 そのため、副業としてこのブログを書き始めたわけですが、本書はそんな今の自分に刺さるような内容でこれから何か新しいことを始めたい、少しでいいから成功体験を味わいたいという人には是非読んでもらえたらという一冊になっています!!

イヤなことは死んでもやるな

著者:金川顕教

発行:株式会社KADOKAWA

発行年:2020年2月22日 初版発行

本書の概要

 本書は自分が心から思っている「やりたくないこと」を明確にして、目標・理想である自分に近づいていこうというのがおおまかな流れと捉えています。

  •  chapter1で色んな人がやっていそうな常識にとらわれた行動・思考に無駄なことがないかを提
  • chapter2で自分がやりたくないことを明確にするための「やりたくないことリスト」と「本当にやりたいことリスト」の作成
  • chapter3で「本当にやりたいことリスト」を現実化するための継続習慣のこと
  • chapter4で「本当にやりたいこと」の最速実現のための方法

このような流れで書かれています。

感想

 著者である金川さんも本書内で「読書の仕方は目次と大体の小項目を見て、面白そうな所だけ見るのが効率が良い」と書いていました。そう書いているだけあって、各chapterごとの小項目内容が最初の目次である程度理解出来て、すんなり内容が頭に入ってきたイメージがあります。

 各chapterで新しい角度の意見があり面白いのですが、私が一番斬新と感じたのは「やらないことリスト」を作る、「目標でなく、希望と捉えると気が楽になる」という発想です。

 確かに学生の頃、将来の夢・理想像的なことを書かされる時にその目標に向けて「やらなくていけないこと」を書かされていたなぁと過去を振り返ると思いました。そしてそれは当たり前のことで何も違和感なく過ごしていたと実感しています。実際、今の生活に+αをしていく行為って「苦痛」に感じる事が多いと思います。「あ、今日またこれ出来なかった」と自己嫌悪を抱く事もあったなぁと、、、

 「やらないこと」にフォーカスすれば普段している自分の行動の振り返りが出来る反面、+αでなくそぎ落とす行為をするのでまだ気は楽に継続出来そうと感じました。

 また上記でも述べたように+α思考だと出来ない時の自己嫌悪に繋がると思います。そこで著者が書いていた自分の目標を希望という捉え方にするという考え方がしっくりきました。私も「2日に1回は腕立て30回はする」という小さい目標を1か月程前から立てたのですが、やはりこんな小さな目標でも継続出来ずにやれない・やりたくないという気が起きてしまうんですよね、、、正しく自己嫌悪ですね。この目標には達成後のイメージがないため継続が出来ないんですね。これを「腕立てで胸板を厚くしてTシャツ1枚着でも様になるようにしたい」にすれば、気持ちがワクワクして、より2日に1回のモチベーションが上がるのではないでしょうか?(これが著者の希望という捉え方だと思います)

 まぁ、こんな感じでまだまだ自分に刺さる内容が多く読んでいて為になるなと思う反面、読んだだけでは駄目で実際の行動も本当に大切で、むしろ読んだ後の行動こそが大切と改めて思わされる本でした。

 私も薄っすらと「やりたくないことリスト」「本当にやりたいことリスト」は頭の中にある段階です。でも、それじゃ駄目ですね! しっかり紙に書いて可視化して行動に移す!私なんかはまだまだ未熟者!行動あるのみ!!

 皆さんも是非本書を一読して、行動していきましょう!

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