【人間関係】尊敬する人は1人に絞るな【良い所取り】

誰の周りにも1人は「この人凄いな」「この人みたいになりたいな」存在すると思います。私にもそんな人が以前存在していて、その人みたいになりたいなと思い日々生活していたことがあります。
今回はそんな尊敬する人は1人に絞らず各分野で自分なりに選定し良い所取りをしていくことが重要と感じた経緯を書いていくので、今近場に尊敬できる人がいる人、そうでない人の1つの参考になればと思います。

私が尊敬していた人

私が尊敬していた人は職場の同期で、中途採用の方でした。その方は凄く勉強熱心で入職当時で右も左も分からない私に丁寧に色々な知識・技術を教えてくれました。リハビリ職で既に様々な経験をしてきたその方から得られることは本当に多く、常に色々聞いて回っていた記憶があります。

その方が患者様にリハビリをすると目の前でしっかり結果が出るし、質問するとしっかり理論立てて説明してくれるので聞いてる方はしっくり理解できることも本当に尊敬していました。入職したてほやほやの私はもう「この人マジで凄い」「この人について行く!」という熱い思いで、日々の仕事に取り組んでいました。

違和感を感じ始める

入職して2年目くらいの時です。この辺りから少しづつ純粋な尊敬の気持ちに違和感を感じるようになってきました。変わらず沢山の質問をしては答えてもらいとても勉強にはなっていたんですが、その方の周囲の人達への対応があまり良いものでないと感じた時がありました。
その方はリハビリに対してのプライドが強いあまり、他のリハビリスタッフへの助言や態度が周囲の鼻についていたのです。まぁ、結果を残しているから大きめな態度をとっていても周りが言い返せない雰囲気は少し感じていました。

プライドが高いってどうなの?

プライドは2種類あると思っていて、良いプライドは「過去の自分を超える」意識があって、ベースが自分にあるもの。悪いプライドは「他人と比べる」意識があってベースが相手にあるものだと個人的には思っています。
プライドの種類によって良し悪しが変わってきますね。

周囲の声を参考にする

尊敬する人を目指すと、高確率で「その人の行い全てが正しい」と勝手に思い込みます。これは私もそうであったので言える事です。この思い込みが強くなり過ぎると思考を変える事が難しくなります。そんな時は一旦引いて周囲の声を参考にするのが吉です。周囲は自分では気付けない事もしっかり見ているものです。

同種の人と思われる

尊敬する人1人にぞっこんで行動を共にしていると、周囲はくっついて回っている人(私自身)も、その人(尊敬する人)と同じ思考を持っていると思い込んでしまいます。こうなるとグループ単位で評価されやすく「個人の評価」でなくなる可能性があります。
なので同種の人と思われず個人として評価されるためには1人にぞっこんすると難しくなると思っています。

良い所取りが1番賢い選択と判断出来た

一旦、周囲から自分の尊敬する人はどう評価されているか確認すると意外と悪い所・真似しない方が良いなという部分は多いと思います。

この尊敬する人を吟味する機会を作り、良い所は真似して・悪い所は反面教師として学ぶというスタンスが重要です。このスタンスをとれると今後また凄いなと思う人が現れてもぞっこんにならず、良い所取り出来る能力が身につくので、その人とも適切な距離感で接することが出来ます。

悪い所も見て学ぶ

悪い所は逆に捉えると、その行動をとらなければ周囲からの評価は下がらないということです。なので、尊敬できる人の悪い所は積極的に発見して、それとは逆の行動をとる意識をすると良いではないかと思います。

尊敬する人はいた方がよい?

これまでの流れから言えば、分野ごとに掻い摘んで尊敬する人は見つけた方が良く、誰かひとりにぞっこんするのはNG行為だと思います。例えばコミュニケーションの上手さはAさん、業務を効率的にするにはBさん、技術・知識面ではCさんに頼れば良いな!みたいな感じです。
誰しも、良い所もある反面で欠点もあります。それを1人にぞっこんするあまり欠点も良い所と勘違いしてしまう事はよくあることだと思います。

まとめ

今回は尊敬する人を1人に絞らないで、各分野で分けて自分なりに選定していくことが重要であることをお伝えしました。これが出来ると自分の行動の良し悪しがなんとなく整理できて考えに軸が出来てくると思います。そうすると今後もどんなに凄い人・尊敬する人と出会っても「ぞっこん状態」にならないで、常に適度な距離感で接する事が出来ると思います。

今後も常に自分を客観視しながら、他人の良い所取りをして「自分軸」を形成させていく作業を頑張っていきたいと思います!

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