【値上げ】電気代についてと内訳・節約方法を実践

最近の電気代の高騰がかなり話題になっています。私も去年の今頃と電気代を比較した所、2000円近く高くなっていました。(使用量は去年の方が30kWh程多いのに)
そして今年4月からまた値上げが行われるとのこと。これは由々しき事態のため、ちょっと電気代について調べないといけないなと思い色々と調べました。今回は電気代の構成要素や去年と今年の電気代の内訳、実際の節電行動などを書いていきたいと思います。電気代について無関心だった人、少しでも節電・節約を考えている人の参考になれば嬉しいです。

電気代って何で構成される?

電気代は基本料金・電気量料金・再エネ賦課金の3つで構成されていて、これらの合計で算出されるらしいです。

基本料金

電気の使用量に関係なく毎月かかる料金。契約アンペア(A)数や電気会社によって変わるみたいです。賃貸で言うところの家賃みたいな感じですね。

電気量料金

電気の使用量によって変化する料金。算出は

  • 電力量料金単価×1か月の電力量
  • 燃料費調整単価×1か月の電力量

この2つを足したものが電気量料金となるようです。
電力量料金単価とは1kWhを基本単位としてこれに電力量(kWh)を掛けて算出されるもの。しかも電気の使用量が多くなる程、単価が上がるシステム。具体的には

  • 0~120kWh・・18.58円
  • 121~300kWh・・25.33円
  • 301kWh・・29.28円

※これは私が契約しているダイワハウスでんき 東北でんきBの料金設定を参照。
大体、こんな感じかと思います。

kWは電力の単位でkWhは1時間使用した当たりの電力量になります。例えば20kWの電力を3時間使用した場合20kW×3=60kWhの電力量になるということです。

燃料費調整単価は平均の燃料価格で決められるものらしいです。この燃料費調整単価は国によって上限が決められていて、どれだけ燃料費が高くなってもその上限を上回ることはないように設定されているそう。→昨今のウクライナ・ロシアの戦争での燃料費高騰の影響で上限を設けず、使用量に応じて増額するシステムを導入している電力会社もあるとのこと。

再エネ賦課金

「再生可能エネルギー発電促進賦課金」の略称。電気を使っている人全てに対して支払う義務があるもの。実生活で言えば消費税やタバコ税等の税金のような感覚かなと思います。
再生可能エネルギーとは、石油・石炭等の燃焼すると二酸化炭素を多く排出するエネルギー源でなく、風力や太陽光発電など、二酸化炭素の排出量が少ないエネルギー発電のことを言います。
この環境に優しいエネルギー源を提供するために国民から少しずつ協力金として再エネ賦課金という形で徴収しているそうです。

電気代のどの項目が値上がりしているか

これは最も寒かったであろう時期の去年・今年の私の電気代内訳になります。今年は電気代が高い事を少し意識していたので、使用量は30kWh程節約出来ているのに去年より少し料金は高いという結果。

2022年1/15~2/132023年1/16~2/13
使用量267kWh236kWh
基本料金990942
第一段階料金2229.62208.0
第二段階料金3723.52880.2
第三段階料金0.00.0
燃料費調整額488.81607.1
再エネ賦課金897.0814.0
合計8328※8451
※2023年の方は使用量×7円(税込み)の補助金が出ている

電気量料金も政府補助がなければ1600円程高くなり、合計金額は1万超えの可能性もあったかと思うとマジで驚愕!!そしてパッと見て燃料費調整額が1000円以上高い(笑)これはやばい事態。。。
去年との比較で電気量料金(電気の単価と燃料費)の項目が高い事が分かります。

対策

正直、ウクライナ・ロシアの戦争による影響での電気量単価と燃料費単価の高騰のため今は値上がりするのは仕方ないと思います。個人でどれだけ使用量を少なくしてもそれには限度があるし、必要以上に電力を節約してストレスが溜まる方が身体には良くない事だと個人的には思います。
それでも何も意識しないよりは意識して電気使用量を減らして節約は無理の無い範囲で行いたい!
私が最近、電気代節約のために行っていることを書いていきます。

①休みの朝~夕方まで照明を点けない

今までは起きたら何も考えず部屋の電気をつけていましたが、最近ではまずカーテンを開けて太陽光をしっかり浴びながらその光を元に休みの日は生活をしています。雨の日や光がない時はカーテンは開けて少し明るくする+LEDデスクライトを使用して生活をしています。
そして夕方カーテンを閉める時間になったら電気をつけるというような流れです。部屋の照明をLEDにしようとも思いましたがまだ使えるし面倒くさいから変えてません(笑)とりあえず今はこのスタイルで部屋の電気は保っています。

②暖房(冷房)がついている場所に出かける

私の場合だと最近では休日に図書館へ行き図書館で本を読むということをしています。図書館は無料で暖房も効いているし、座る所もあり静かで集中出来るといった最強の場所です(笑)
無料で居心地が良くて知識が増えます!かなりオススメなので近場に図書館がある人は是非試してみてください!

③エアコンはなるべく点けない

エアコンは電気消費家電の上位にくるものです。特に暖房はかなり電力を使います。私は以前、休日だと起床~就寝前までずっとエアコンの暖房を点けることは日常的でした。ですが今の電気代を考えると恐ろしくて出来ません。
そこで、エアコンの暖房を点ける前にズボン・靴下の重ね着、上着はダウンジャケットを着て(第一防寒)、次に敷電気毛布を作動させその上で生活し(第二防寒)、それでも寒い場合は毛布を掛ける(第3防寒)という感じで防寒を行います。これだと外の気温が-2~-3℃位であればなんとか耐える事が出来ます!(笑)
それ以上に寒くなったらエアコンをつけるという形をとり、節約を行っています。

④IHコンロの使用頻度を少なくする

これはIHコンロで料理をする人が該当すると思います。朝・昼・晩と3食でIHで加熱する料理を作って食べている場合はこのうち朝は食べず・昼はナッツや納豆ご飯等のIHを使わなくてよい物を食べて・晩御飯にIHを使うみたいにすると1日1回のみの使用になるので節約になります。

他にも細かい事を挙げれば沢山ありますが、それは行ったとしても大した差にならないしそれによってストレスが溜まるならそれはやらない方が良いので、自分のライフスタイルに合った節電・節約を行っていくと良いと思います!

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